『経営者のための読むコーチング』シリーズは、経営上のいろんな決断の場面を想定して、その時、何を考え、何を決断するのか、読むだけで頭の整理をして、気づきを得て頂くことを目指しています。では、本題に移ります。
前回は、PDCAの最初の「C(シー:確認)」について書かせて頂きました。今回は、PDCAの「A(エー:改善行動)」について書かせて頂きます。
実行した事業戦略の成果を確認した後、善後策を検討します。同じ戦略に投入する人物金の量を増量する、営業先を少し変更する、プレゼン内容を修正する、などなど。中には、一つの戦略に見切りをつけて、別の戦略に変更することも必要です。
そもそも計画した通りに行くことは少ないでしょう。稀代の名経営者が成功の理由に運の良さをあげていることからも、察しが付きます。マイクロソフトを創業したビルゲイツも、「戦略が成功する確率は特段高くないが、実行した戦略の数は圧倒的に多い」という趣旨のことを講演会で話されていたようです。
修正した事業戦略を沢山実行する。これしか成果に結びつける方法はありません。そして、上手く行った理由も、行かなかった理由もしっかり振り返って、次の事業戦略の糧にしていきます。いかに高速で、PDCAを回し、成功する事業戦略の数を増やしていくことに尽きます。また、何かをやめる、というのも戦略の一つです。
では、お尋ねします。
・「プランB」は準備されてますか?
・計画の変更をためらう理由をあげてみて下さい?
・いままでやってきたから、というだけの理由で続けている、不要なアクションはあり
ませんか?
・時間がなくて実行されなかった戦略を放置してませんか?
ここまで、PDCAについて書かせて頂きました。一度に全てを実行できないかもしれませんが、我が社に不足していると感じられているところか初めていただければ良いかと思います。
